逆効果では?

他人事
アオイホノオ(1) (ヤングサンデーコミックス) [ 島本和彦 ]
転居後地元の(それでも徒歩30分弱)図書館で借りた第1冊目平山夢明さんの「他人事」を読了。全体的に後味の悪い作品が多い物の、短編ということもあり、相変わらずダークテイストですが、わりとさくさく読めてしまいました。表題作「他人事」はそういうことだったのかーと思いつつ、イライラ感が募りましたよ(笑)「人間失格」がベスト1の後味の悪さでした。「ダーウィンとべとなむの西瓜」は今観たいと思っている映画を連想しました。ということで、図書館に返しに行かなくてはならないのですが。また徒歩30分弱(間にバスも電車もないのです・涙)。ますます本の購買量が増えてしまいそうです(爆)
最近よく行く本屋さん、POPに力を入れていて、知らなかったけどこの本面白そう!と思わせてくれるのですが。。。ここに落とし穴(失礼)が。というのも、ある本に特に力を入れていて、平積みと別に特設コーナーまで作っているのですが全部に絶賛マークが!私もちょっと読んでみたいのですが、そのままレジに行くのがなんだか恥ずかしいんですよ。あ。買ってくれたんですね!オーラが漂っていそうで。うーんこれはこれで逆効果では?なんて思ってしまうのですが。どうなんでしょう。。で、本日は島本和彦さんの「アオイホノオ」を。実は島本さんの熱い絵柄に、今までちょっと敬遠(失礼)していたのですが、この作品を読んでめからうろこ。今まで読まずに大変失礼しましたという気分です。漫画家を目指す芸術大学生が主人公なのですが、ほんとに漫画家になれるの?なんて思いつつ大笑いしてしまった次第です。