テープのインパクト

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
悪魔とダニエル・ジョンストン [DVD]
久々の吉田秋生さんの「海街diary1」を買ってしまった本日。舞台が鎌倉ということで、どんな作品になっているのか楽しみだなあと思いつつ、借りていて「悪魔とダニエル・ジョンストン」を観賞。この作品すごいです。ドキュメンタリー映画で、歌手ダニエル・ジョンストンさんの過去から現在までを、膨大な資料を基に映しているのです。が、それが青年の頃からカセットテープにその時その時に感じた事を、日記を書くように、テープに残しているのです。すごい。普通思い出の出来事が、生の声でまるで今その時にあったように、リアルに感じられるのです。勿論映像でも残っているし。天才!と言わしめたダニエルさんだけあります。が、躁うつ病により、仕事は中断。画面からは、若かりし頃のダニエルさんとは別人のように太ってしまった現在のダニエルさんの姿が、映し出されていくわけです。ご両親の全面協力のもと、作られただけあって、画面画面に溢れるのは、大変な時期もあっても、観ているこちらまで伝わってくる愛情なんですよねー。映像特典にダニエルさんのずっと好きだった女性と26年ぶりに再会するシーンがあるのですが、このシーンは必見!彼女の年齢を感じさせない可愛さがいいですね^^