二つのはなし

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本日は、昨日買った本が山のようにあるので、とりあえず図書館へ読み終わった森見登美彦さんの「きつねのはなし」を返却へ。で、代わりに浅田次郎さんの「あやしうらめしあなかなし」を借りたのですが、ちょっと似たテイスト??なんて一瞬思ってしまいました。違いますね。森見さんは「太陽の塔」を以前読んで、解りやすく、余韻を残す文章だなあと思っていたのですが、「きつねのはなし」でも、ところどころに切ない雰囲気が出ていて、印象深い箇所がありました。お話そのものは、正直凄いという感じではなかったのですが(すみません、とんでもなく評判が良かったので、期待しすぎていたもので)、文章力で読ませるという感じがしたのです。いかがなものでしょうか。
DVDはフランス映画「親密すぎるうちあけ話」を観賞。あ。偶然にもどちらもはなしでした(タイトルが)。ルコント監督の作品は、ほんと大人の恋愛映画ですねー。「仕立て屋の恋」しかり「髪結いの亭主」しかり。主人公の間がなんともいえぬ雰囲気がありますね。しかし、男優はどっちかというとただの(失礼)おじさんで、女優は綺麗な方というパターンが多いような気がするのですが(笑)。これまたいかがなものでしょうか。