２冊読了

今日は、ここ数日読んでいた恒川光太郎さんの「雷の季節の終わりに」にとその後、読み始めた山崎ナココーラさんの「人のセックスを笑うな」を読了。恒川さんの「夜市」に同時収録されていた作品が、神社の後ろから別世界に入り込むという設定がありましたが、雷の季節の方でも、神社の後ろに口が開いているように開かれているという設定が。もしやリンクしている？なんて思ったりもしたのですが、いかがでしょう。少年の成長物語と云っても良いような、後味もしっかり余韻を残し、秀作でありました。山崎さんの小説はかなり前に買っておきながら、寝かしていた（おい）作品です。とにかく山崎さんの文章が好き！！なので（ならもっと早く読めよって感じで。。面目なし）、読んでいて気持ちいいです。切ない作品ながらも、じめじめせずさらっとした感じ。毎週朝日新聞のエッセイ「指先からソーダ」を楽しみにしている私です。今日の買ったのは椎名軽穂さんの「君に届け」の２巻。黒沼さんの笑顔は本当にいいですねー。風見くんより絶対黒沼さん（笑）