見つけた^^

死愁記 (新潮文庫)
渋谷単館で上映していた、菊地秀行さんの「雨の町」の原作をずっと探していて、やっと見つけた本日。実はずっと井上雅彦さん監修の異形コレクションで探していたのですが、偶然見つけた短編集「死愁記」に収録されている事に気付きびっくり。短編だとは思っていましたが、24pの作品とはこれまたびっくりでありました。お話自体は、想像した感じとちょっと違っていたものの、想像すると不気味な作品でした。実際映画化した際は、もっとお話をふくらましているとは思いますが、独特な雰囲気は壊れていないといいなあ。ただ正直ホラー系と思い込みの私なので、SF的味付けでもあるんですよね。菊地さんがSF作家(とくくっていいのかな)だという事を忘れていました。。。DVDになったら観るぞー。で、まだ図書館本の途中だったので、「雨の町」を慌てて読んだところで、他の作品は未読なのでした。。。図書館本は、現在中島京子さんの「ツアー1989」を読書中。中島さんの作品は「イトウの恋」がとても面白かったので、楽しみつつ読んでいますが。ふや、かなり味わいが違いますねー(同じ人が書いているからって同じなわけはないですが。。)