若冲と江戸絵画展へ

沖で待つ
曇り空ながら、開催前からとっても気になっていた「プライスコレクション若冲と江戸絵画」展を見に、東京国立博物館行ってきました。テレビでも紹介されたりしていたので、すごくこんでいたら嫌だなあと思っていましたが、それほどでもなく一安心。やはり生はいいですねー。といつもながらの実感。若冲の迷いのない筆遣い(一緒に行った家の人の受け売り)に、圧倒されました。プライスさんずるいよー個人でこんな持っていてさ。といっても、現在一部はロスのカウンティ美術館に寄託されたそうですが、プライスさん。一体どうしてこんなに所蔵できるほどの資産があるの?と思っていたら、スチールのパイプラインを最初に考案したのがお父さんだったそうで。ライト氏とも懇意だったという話も羨ましいなあ(笑)勿論帰りに図録を買ったのですが、この図録が重い重い。タウンページ?なんてほどです。円山応挙の作品もあったし、このところ気になっている河鍋暁斎(コンドルの師匠でびっくり)もあったし、いやー充実したコレクションでありました。
今日の車中のおともは森絵都さんの「風に舞いあがるビニールシート」を。実は昨日図書館に取り置き本を取りに行ったら、なんと思った以上にあって、1冊借りる事が出来ませんでした。さて、どの本を見送るかと、予約の少ない本にしたのですが、明らかに借りすぎ。さすがに図書館員のお姉さんに「借りすぎですよねー」(フォローしにくい話題を振らないように)「いえ。そんなことありません」(苦笑)。で、今日のおともの森さんの本も借りたのですが、すかさず「あと80人お待ちの方がいるので、読んだらすぐ返してください」と云われました。2週間期限よりも早くですね。と早速!読み始めたのは同じく借りた絲山秋子さんの「沖で待つ」でした(笑)。で、帰りがけ寄ったスタバでほとんど読んでしまい、今日返却。太っちゃんが寂しいですねー。一緒に収録されていた「勤労感謝の日」笑えました。で、今日から森さんのに取り掛かったというわけです。