5月に読んだ本

5月の読書メーター
読んだ本の数:26
読んだページ数:3745
ナイス数:161

狭い世界のアイデンティティー(1) (モーニング KC)狭い世界のアイデンティティー(1) (モーニング KC)
読了日:05月30日 著者:押切 蓮介
世界はボクのもの 2 (ビッグコミックス)世界はボクのもの 2 (ビッグコミックス)
読了日:05月30日 著者:若杉 公徳
三つの悪夢と階段室の女王三つの悪夢と階段室の女王感想
タイトル通り三つの悪夢の物語と書き下ろし「階段室の女王」の4篇からなる短篇集。どの物語も人の暗黒面が嫌というほど描かれていくものの、不思議と読後は主人公と一緒にハラハラドキドキするせいか、もうこれ以上の悪夢はないのねと一息ついてしまいそう。「マグノリア通り、曇り」は今までこんな誘拐小説読んだことないです。面白い発想!人の心の中にもある決して見たくない面を、これでもかとつついてくる手腕。本書がデビュー作というのもびっくりです。
読了日:05月29日 著者:増田 忠則
世界はボクのもの 1 (ビッグコミックス)世界はボクのもの 1 (ビッグコミックス)
読了日:05月29日 著者:若杉 公徳
踏切時間(1) (アクションコミックス(月刊アクション))踏切時間(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
読了日:05月28日 著者:里好
絶望老人絶望老人感想
誰にでも避けられない老いと老後。高齢化社会にますます拍車がかかった現在において、いかに老後を過ごしていくのか。若い時は勿論のこと、決して若いどころか、遠くない未来の老い。なのに、まだふわふわしている自分には恐ろしくもきちんと考えていかないといけない問題かも。数多の人々のから聞く人生は、自分はそんな行動してないから大丈夫とは言い切れない。新郷さんは「己の生き様に応じたそれぞれの結末に導かれる」と。肝に銘じたい。
読了日:05月28日 著者:新郷 由起
諦めない女諦めない女感想
6歳の娘をちょっと目を離した隙に誘拐されてしまった母。娘の生存を信じ続ける日々から数年後、ノンフィクションライターが、関係者を訪ね語られる一人一人の事件への思い。関係者とライターの個人的思いがうまく絡み合って、次はどんな人の話を聞けるのかと、興味津々で一気読み。果たして諦めない女とは。それにつけても親になるって、ほんと難しいなー。私は誰よりも一番愛してるのよ!はあらゆる関係において重く、押し付けは厳禁だなー。
読了日:05月27日 著者:桂 望実
いちばん悲しいいちばん悲しい感想
ある殺人事件の被害男性の婚約者と名乗る女性の語りから始まる物語は、男性の妻子、家族で関わった人々の語りから、事件の真相に導いていくのですが。。妻子があることを知りつつ、いちばん愛されているのは私!と言い張り男性を誰から構わずあっちょんとあだ名で呼ぶ女性もどうかと思うけど、事件を調べる刑事の態度もやりきれない。いちばん悲しかったのは誰か?この立場なら?と想像しつつ、逆にいちばん愛されていたのは、誰だったのだろうと横道にそれながらも、人間関係が複雑に織りなす悪意に、怖さと切なさも感じつつ読了。
読了日:05月26日 著者:まさきとしか
血縁血縁感想
表題作「血縁」を始め、意外なひねりを効かせた7篇からなる短編集。どの話も読者の読みの裏へと誘うものの、短編集と言うことでどうしても終盤に至り詰め込みすぎてしまう感じが。しかしそこは勢いのある長岡さん、ついつい騙されて読まされてしまいました。「オンブタイ」のこうきたかー!感と姉妹でもこれはやだなー!の「血縁」、一体何がしたいのとイライラした(笑)「32-2」が印象深いです。
読了日:05月25日 著者:長岡 弘樹
凜感想
現代から遡る大正時代を生きた遊女とタコ部屋で働く男たちの過酷で薄幸ながらも、決してブレない生き様。物語ではあるものの、実際に常紋トンネル工事殉難者追悼碑の存在、参考文献の中川イセさんの事を思うに、絵空事ではない厳しい歴史に胸が痛む思い。遊女の胡蝶、薄雲の信念には背筋を正す思い。
読了日:05月22日 著者:蛭田 亜紗子
わびさび 平尾アウリ作品集 (MFC)わびさび 平尾アウリ作品集 (MFC)
読了日:05月17日 著者:平尾アウリ
ちひろさん 6 (A.L.C.DX)ちひろさん 6 (A.L.C.DX)
読了日:05月17日 著者:安田弘之
史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス)史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス)
読了日:05月16日 著者:史群アル仙
雑草たちよ 大志を抱け (フィールコミックスFCswing)雑草たちよ 大志を抱け (フィールコミックスFCswing)
読了日:05月15日 著者:池辺 葵
傘寿まり子(3) (KCデラックス BE LOVE)傘寿まり子(3) (KCデラックス BE LOVE)
読了日:05月15日 著者:おざわ ゆき
ぼくらのトランキライザー (IDコミックス)ぼくらのトランキライザー (IDコミックス)
読了日:05月15日 著者:ゆきのぶ
隣町のカタストロフ(1) (アクションコミックス)隣町のカタストロフ(1) (アクションコミックス)
読了日:05月15日 著者:菅原 敬太
闇金ウシジマくん 39 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 39 (ビッグコミックス)
読了日:05月08日 著者:真鍋 昌平
リブラブ livelove 1 (オフィスユーコミックス)リブラブ livelove 1 (オフィスユーコミックス)
読了日:05月07日 著者:小田 ゆうあ
すばらしきかな人生-まさみ- 3 (ビッグコミックス)すばらしきかな人生-まさみ- 3 (ビッグコミックス)
読了日:05月05日 著者:
すばらしきかな人生-ふたたび友郎- 3 (ビッグコミックス)すばらしきかな人生-ふたたび友郎- 3 (ビッグコミックス)
読了日:05月05日 著者:
すばらしきかな人生-ふたたび友郎- 3 (ビッグコミックス)すばらしきかな人生-ふたたび友郎- 3 (ビッグコミックス)
読了日:05月05日 著者:
忘れない忘れない忘れない忘れない感想
12歳の時の事故により、記憶を留めておくことのできないお母さん。全てを受け入れて結婚したお父さん。二人の仲の良さにちょっと呆れつつも幸せを感じる息子。三人の視線で語られる過去から現在。物語は後半にいくにしたがい意外な展開を見せていく。ひとつの家族から繋がる実家や親戚と言った関わりも含めて家族とはなんだろう?と思ってしまった。物語の後も未来と名付けたられた息子を軸に、厳しい状況ではあっても、明るい未来が訪れることを願わずにはいられなかった。
読了日:05月02日 著者:渡辺やよい
その女、ジルバ 4 (ビッグコミックス)その女、ジルバ 4 (ビッグコミックス)
読了日:05月02日 著者:有間 しのぶ
あなたのことはそれほど 5 (Feelコミックス)あなたのことはそれほど 5 (Feelコミックス)
読了日:05月02日 著者:いくえみ 綾
誰かが見ている誰かが見ている感想
4人の女性それぞれの視点から見た日常。自分にないものを相手に見つけ、不満を募らせる日常は、あくまで隣の芝は青い。特に自分を棚に上げ相手を妬む千夏子は、読んでいて辛かった。メフィスト賞受賞と言うだけあって、物語は意外な繋がりを見せ、一体彼女たちはどんな着地点を迎えるのだろうか?と読ませます。全てに満足のいく日常なんてないと思うけれど、人と比べて幸不幸にこだわることだけはしたくないと、我が身を振り返った次第。
読了日:05月01日 著者:宮西 真冬

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