5月に読んだ本

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:5497ページ
ナイス数:74ナイス

いちばんいいスカート (フラワーコミックスアルファ)いちばんいいスカート (フラワーコミックスアルファ)感想
この感性は、良いですねー!ファンタジーの様でいて、人生とは何か、なんて深淵な事まで覗かしてくれるのに、可愛く、暖かい。
読了日:5月31日 著者:谷和野
きんきら屋敷の花嫁 (角川ホラー文庫)きんきら屋敷の花嫁 (角川ホラー文庫)感想
外部と隔絶されたような広大な敷地に暮らす一族に嫁いだ知花が知る秘密とは。読書中本宅を始め、庭、別宅、そして秘密の場所へと想像の幅を広げるたびに、よくここまでの世界観を創造したなあと、圧倒されました。変なのに、絶対ないと思うのに、なんだか作り物じゃない雰囲気をはらんでいるのが、不思議。次作も是非独特の世界観で、新しいホラーの世界を見せて欲しいです。
読了日:5月31日 著者:添田小萩
はらへりあらたの京都めし (Feelコミックス)はらへりあらたの京都めし (Feelコミックス)
読了日:5月31日 著者:魚田南
自殺島 11 (ジェッツコミックス)自殺島 11 (ジェッツコミックス)
読了日:5月30日 著者:森恒二
いぬやしき(1) (イブニングKC)いぬやしき(1) (イブニングKC)
読了日:5月30日 著者:奥浩哉
虚ろな十字架虚ろな十字架
読了日:5月29日 著者:東野圭吾
累(3) (イブニングKC)累(3) (イブニングKC)
読了日:5月29日 著者:松浦だるま
路地裏のヒミコ路地裏のヒミコ感想
隣に住む美人だけれど、なんだか関わってはいけない女性と、関わってしまったことにより、悲惨な道に踏み込んでしまった作家の「水銀のエンジェル」。この作品に出てくる女性は、どれも嫌だなあ。作家の身勝手さもなんですが。ともに痛し。表題作は、過去にいた預言者を取り巻く人々の、狂想曲風作品。前半と後半とやや味わいが違うものの、足を踏み入れたら逃れられない雰囲気が、読み始めたら、途中落ち出来ない読者もしかり。勝手に預言者のイメージをラスプーチンで想像してしまいました。違いますね。
読了日:5月27日 著者:飴村行
美談の男―冤罪袴田事件を裁いた元主任裁判官・熊本典道の秘密美談の男―冤罪袴田事件を裁いた元主任裁判官・熊本典道の秘密感想
袴田さん事件で、無罪と確信しながらも死刑判決を言い渡した元主任裁判官・熊本典道さん。40年の時を経て、あの裁判は過ちであったと語った姿は、果たして美談だけであったのか。北尾トロさんと一緒に、裁判の本を作った尾形さんが、調べた姿とは。死刑囚とその裁判官の対比が、重く浮かび上がるも非常に読みやすく興味深いです。特に子供、旧友からの章は圧巻で、人と人との繋がりに思いをはせずにいられません。袴田さんが釈放された今こそ、熊本さんがどう思ったか、尾形さんが一番聞きたいだろうなあと。
読了日:5月24日 著者:尾形誠規
COVERED M博士の島COVERED M博士の島
読了日:5月22日 著者:森晶麿
この世界の女たち アン・ビーティ短篇傑作選この世界の女たち アン・ビーティ短篇傑作選
読了日:5月21日 著者:アンビーティ
たそがれたかこ(2) (KCデラックス)たそがれたかこ(2) (KCデラックス)
読了日:5月21日 著者:入江喜和
たそがれたかこ(1) (KCデラックス)たそがれたかこ(1) (KCデラックス)
読了日:5月19日 著者:入江喜和
イーヨくんの結婚生活イーヨくんの結婚生活感想
夏目家五男イーヨくんは、何を頼んでもいーよと返事することから、初めて会った長男の恋人だった女性と結婚することに。
この薫さんなる女性が、なかなか曲者で、曰くありげ。そんな大事な事までなんでイーヨくんもことわらないのかも不思議。勿論そこには、深い訳があるのですが。。兄弟を取り巻く叔父夫妻や、幽霊となって子供たちを見守る小春母さんが、とても良い味を出しています。時に歯痒いながらも、優しいイーヨくんが、なんとも愛しいです。もっと、その先も見続けていきたくなる、暖かい作品です。
読了日:5月19日 著者:大山淳子
アゲイン!!(12)<完> (KCデラックス)アゲイン!!(12)<完> (KCデラックス)
読了日:5月19日 著者:久保ミツロウ
瑠璃宮夢幻古物店(1) (アクションコミックス(月刊アクション))瑠璃宮夢幻古物店(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
読了日:5月18日 著者:逢坂八代
惨殺半島赤目村(2) (アース・スターコミックス)惨殺半島赤目村(2) (アース・スターコミックス)
読了日:5月17日 著者:武富健治
東京カウンセラー 1 (芳文社コミックス)東京カウンセラー 1 (芳文社コミックス)
読了日:5月16日 著者:田名俊信,高津太郎
仮面同窓会仮面同窓会感想
同窓会の悪巧みから始まった悪夢の始まり。とにかく、登場人物の誰が犯人でもおかしくない。まさか、主人公洋輔なわけないよなあと思いつつも怪しいなあと思ったり。後半までの互いへ疑心暗鬼をこれでもかと描いていただけに、ラストにかけて繰り広げられる怒涛の展開は、正直マジかよーと唸りたくなりました。いろんな意味で同窓会で、甘い夢を見るのはやめよう。
読了日:5月13日 著者:雫井脩介
長女たち長女たち感想
三人の長女たちの親との関わりをテーマに描いた短編集。「家守娘」のごく身近にありそうな介護生活。「ミッション」の海外の僻地の医療に取り組む女医の父との確執。「ファーストレディー」のあまりにも密着せざる得ない母とのグロテスクとも言える関係。長女と言う、自分の意思でなった訳ではない立場が、生活を絡め取っていく様子が、息苦しい。物語と割り切れず他人事と思えないのは、自分も長女だからでしょうか。
読了日:5月10日 著者:篠田節子
ぼくの守る星ぼくの守る星感想
障害を持った中学生翔を中心とした連作短編集。翔、母、男友達、女友達、父、翔とつながる短編は、どれもそれぞれの悩みを浮き彫りにしていく。翔の深い悩みに鈍感な男友達にも、翔を気に掛ける女友達にも、人に言えない悩みを抱えて生きている。大人は大人の都合とはいえ、子供に与える影響は計り知れない。翔の両親のすれ違いぶりも辛いが、みんな誰かの為に、一生懸命な姿が物語を貫いているから、話の奥は深くても、決して暗い物語ではないです。欲を言えば、お母さんにもう少し優しくして欲しかったなあ。
読了日:5月10日 著者:神田茜
鈍色の青春 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)鈍色の青春 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)
読了日:5月9日 著者:オオゾネサトシ
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 1 (ジャンプコミックス)磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜 1 (ジャンプコミックス)
読了日:5月8日 著者:仲間りょう
そして、星の輝く夜がくるそして、星の輝く夜がくる
読了日:5月5日 著者:真山仁
かびんのつま 1 (ビッグコミックススペシャル)かびんのつま 1 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:5月3日 著者:あきやまひでき
避雷針の夏避雷針の夏感想
閉鎖された村での、鬱屈した人々の、持て余した感情をこれでもかと描かれている上に、梅宮の妻に感情移入したので、もう長雨が延々と続くような鬱通しさ。そんな中でも少女たちの真っ直ぐな眼差しが、過酷な生活であるのに、光を導くようで救われる思い。大人も子供も時に残酷でありながらも、同じ時間に止まってはいないものね。と、いつの間にか自分まで睦間の住民になったかの様な錯覚に囚われそうで怖い物語。
読了日:5月3日 著者:櫛木理宇
AZUMI-あずみ-(18) (ビッグ コミックス〔スペリオール〕)AZUMI-あずみ-(18) (ビッグ コミックス〔スペリオール〕)感想
完結を迎えましたが、やっぱりあずみの存在感は、ずっしりああるようでいて、風にそよぎ流れて行くような透明感をいつまでも漂わせているなあ。「おーい竜馬」とリンクする最終巻。激動の幕末時代に、あずみが実際にいたかもと想像するのも、ずっと読み続けていた読者の夢としてありですよね。
読了日:5月3日 著者:小山ゆう
光速シスター 3 (ビッグコミックス)光速シスター 3 (ビッグコミックス)感想
ああ、切なく愛しいなあ。とにかく、余韻に浸っていたいです。
読了日:5月1日 著者:星里もちる

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