４月に読んだ本

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数：28冊
読んだページ数：6199ページ
ナイス数：59ナイス

満願満願の感想
ピンと張り詰めたような、それでいて時にその人生に諦めや達観を抱え込んでしまったかのような味わいの短編集。「夜警」の警官になるには相応しくない新人警官の行動に唖然としたり、「死人宿」の底深く、暗闇に潜り込む様な味わいに、ぞくっとしたり、「柘榴」のわ！それはないだろうーと唸らずにいられない一家の話に歯軋りしたり、「万灯」の思いもよらぬ結末に圧倒されたり、「関守」の都市伝説をなぞって行くような話に引き込まれたり、「満願」のドラマの様な事件の背景に潜む強い思いを想像しつつ本を閉じた次第。職人技を堪能しました。
読了日：4月30日 著者：米澤穂信
もがりの首 (ホームコミックス)もがりの首 (ホームコミックス)
読了日：4月27日 著者：森野達弥
G線上のあなたと私 1 (マーガレットコミックス)G線上のあなたと私 1 (マーガレットコミックス)
読了日：4月26日 著者：いくえみ綾
人生相談。人生相談。の感想
新聞の人生相談を絡めて描かれる人間模様。と思わせつつも、そこは真梨さん。至る所に伏線を張って、あれ？この人は先の章に出てきたけど、どんな関係だったかな？と何度かページを戻しながら、最終章へ向かいます。いつものどろっとした肌触りより、ややコミカルテイストで読みやすいですが、いやーまだまだ一度ではスッキリしなくて、また読み返してほほーと思わず声が出そうです(笑)
読了日：4月24日 著者：真梨幸子
津雲むつみ作品集(仮) (バンブーコミックス )津雲むつみ作品集(仮) (バンブーコミックス )
読了日：4月20日 著者：津雲むつみ
ネメシスの杖 (アフタヌーンKC)ネメシスの杖 (アフタヌーンKC)
読了日：4月19日 著者：朱戸アオ
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)
読了日：4月18日 著者：ネレ・ノイハウス
夢を見た (双葉文庫)夢を見た (双葉文庫)
読了日：4月18日 著者：岸浩史
二歩前を歩く二歩前を歩くの感想
研究員小泉さんが相談される数々の怪異。ちょっとユーモラスな語り口なので、日常的なほのぼのした感じ？かと思いつつも原因は辛口だったり。ミステリーにホラー的味付けをした感じだったり、その逆だったり。小泉さんのちょっととぼけた味わいが良いので、小泉シリーズで新たな話を読みたいなあ。しかし、知人にこれだけ怪異を体験しちゃう人がいる小泉さんがある意味一番怖かったりして？
読了日：4月15日 著者：石持浅海
Smoking Gun 6 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)Smoking Gun 6 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：4月14日 著者：竹谷州史
Smoking Gun 5 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)Smoking Gun 5 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：4月14日 著者：竹谷州史
繕い裁つ人(5) (KCデラックス)繕い裁つ人(5) (KCデラックス)
読了日：4月14日 著者：池辺葵
ファイナルガールファイナルガール
読了日：4月14日 著者：藤野可織
鴨の水かき 1巻 (ビームコミックス)鴨の水かき 1巻 (ビームコミックス)
読了日：4月13日 著者：空木哲生
セキセイインコ(1) (ヤングマガジンコミックス)セキセイインコ(1) (ヤングマガジンコミックス)
読了日：4月13日 著者：和久井健
イノサン 4 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 4 (ヤングジャンプコミックス)
読了日：4月13日 著者：坂本眞一
あさひなぐ 11 (ビッグコミックス)あさひなぐ 11 (ビッグコミックス)
読了日：4月13日 著者：こざき亜衣
RiN(5) (KCデラックス)RiN(5) (KCデラックス)
読了日：4月13日 著者：ハロルド作石
女郎ぐも 日本ふしぎ草子 (ぶんか社コミックス)女郎ぐも 日本ふしぎ草子 (ぶんか社コミックス)の感想
勝手に怖い話と思い込んでいたら、泣かされた。昔話と言う形ではあるけれど、訴えてくるものは、いつの時代も変わらないのです。
読了日：4月12日 著者：戸田誠二
モリミテモリミテ
読了日：4月12日 著者：中野シズカ
左目に映る星左目に映る星
読了日：4月11日 著者：奥田亜希子
帰ってきたヒトラー 上帰ってきたヒトラー 上
読了日：4月11日 著者：ティムールヴェルメシュ
甘い復讐 (単行本)甘い復讐 (単行本)の感想
これは、すごい。もうここまで書いちゃていいの？というほど、毒が、あちこちにひそまされてます。が、その中毒性は、途中で放棄するのを拒むので、とにかくどうなるのか、最後まで読まないと気が済みません。最後に収録されている「余生」は、作者の実話ではないですよね？でも、そう思わせて、ほんとなんて言われても納得の樋口ワールド全開ででした。頭を空っぽにして、どうぞ。ただ、良い子には、薦められないかも(笑)
読了日：4月8日 著者：樋口毅宏
暗い越流暗い越流
読了日：4月8日 著者：若竹七海
ミュージアム(3)<完> (ヤングマガジンコミックス)ミュージアム(3)<完> (ヤングマガジンコミックス)
読了日：4月5日 著者：巴亮介
重版出来! 3 (ビッグコミックス)重版出来! 3 (ビッグコミックス)
読了日：4月5日 著者：松田奈緒子
重版出来! 2 (ビッグコミックス)重版出来! 2 (ビッグコミックス)
読了日：4月5日 著者：松田奈緒子
パインズ -美しい地獄- (ハヤカワ文庫NV)パインズ -美しい地獄- (ハヤカワ文庫NV)の感想
一度この街を訪れたら最後、元の街に戻ることの出来ないウィワード・パインズ。行方不明になった捜査官を探す任務から、危険な状態に陥ったイーサン。果たして彼は、無事街を脱出出来るのか。いやーこうくるとは！どうしても「プリズナー６」等連想しちゃいますが、そこは更なるひねり技でふふふと思わせる結末へ。シャマランでドラマ化と言うとどうしても「ヴィレッジ」を想像しますが、まずドラマより、アメリカでは刊行している第二部が読みたいです。
読了日：4月3日 著者：ブレイククラウチ

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