同じ映画館で

今日は東京に用事があったので、出かけた勢いで(笑)日比谷のシャンテシネで上映中の「秘密のかけら」と「天空の草原のナンサ」2本を梯子してしまいました。全く違った作風の作品でありましたが、どちらも持ち味を生かしてなかなか楽しめました。それにしてもびっくりだったのが「秘密のかけら」の原作者がルパート・ホルムズだったこと。以前カセットに入っていた彼の曲をよく聴いていたので、その後まさかエドガー賞を2度も受賞する作家になっていたとは知りませんでした。といっても、2度も受賞しているのですから、結構有名な話だったのかもしれませんね。うーん勉強不足。「秘密のかけら」でも事件の真相がわかるまで、一体誰なのか?わかりませんでした。「天空の草原のナンサ」は登場人物が、モンゴルの1家族のみ。あ、ちょっと近所の人(というのか)は出てきますが、家族の日常を淡々と描いているだけなのです。でも、子供たち3人に、動物たちがとっても可愛くて、観ている私まで、ほのぼのした気分になってしまいました。「秘密のかけら」で、犯行犯人!!なんて思っていたので、急に、力が抜けた気分(笑)。で、プログラムを其々購入。どちらも700円でした。本の方は、本屋さんに寄ったのですが、今日は見送り。探している「デザインのたくらみ」が見つかったら即購入は決めていたのですが、見つからず。往復の車中では、「セリヌンティウスの舟」を読んでいたのでした。ちょっと「悪意の手記」持参で行くと、どよんとなりそうだったので。うん。