タイトルと違って

ハツカネズミの時間(3) (アフタヌーンKC)
Honey Bitter 1 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
夢を与える
こどものおもちゃ」は読んでなかったので、今回初めての小花美穂さんの「Honey Bitter」1巻と冬目景さんの「ハツカネズミの時間3巻の2冊を買ってしまった本日。コミックと図書館休館中で返却期間が延びている本を交互に読んでます。手元に図書館本4冊あるのですがそのうちの1冊綿矢りささんの「夢を与える」を読了。一気に駆け抜けていってしまったような、夕子の半生。なんともいえない物悲しさというか。でも、ほんと子供の時から大人と同じように働いていたら、やっぱり普通の子供より老けていってしまうかもしれないですね。人生が余分に消費されてしまったような。周りの大人たちも、もっとどうにかしてあげれなかったのかとか。綿矢さんの安定した素直な文章は、読んでいて心地良いだけに、この作品の持つ負のパワーに、一瞬たじろぎます。が、綿矢さんの持つ、いろいろな面をこれからも読んで行きたいですねー。しかし、タイトルからうけるイメージとだいぶ違ってました<夢を与える